現在、&BAR×JT(日本たばこ産業株式会社)主催で実施中の「BARサポ」キャンペーン。東京都内のバーを対象に、全国4つの蒸留所が造る魅力あふれるクラフトジンをセットにしてプレゼントしています。バー利用者の皆さんは、「BARサポ」対象店舗で提供されるオリジナルカクテルを、お得なチケット料金で楽しむことが可能です(詳細は記事の最後に!)。
本記事では、4名のトップバーテンダーにクリエイトしていただいた、各クラフトジンを使ったオリジナルカクテルをご紹介! 今回ベースとなるクラフトジンは、鹿児島県・小正醸造の「KOMASA GIN 桜島小みかん」(関連記事)です。オリジナルレシピのカクテルで、ジンのどのような魅力を引き出してくれるのでしょうか。ご本人へのインタビューとともにお届けします。
扉を開いた先は1860年代!? 世界が注目するコンセプチュアルなバー
今回訪れたのは、東京・渋谷にある「The SG Club」。1860年代をイメージしており、“当時万延元年遣米使節として渡米した侍たちが日本に戻ってきて、アメリカのバーにインスピレーションを受けて開いたバー”というユニークなコンセプトで設計されています。地下1階から地上2階の3階層に分かれており、1階はカジュアルな雰囲気で楽しめる「Guzzle」、地下はクラシカルなスタイルの「Sip」、2階は和のテイストを織り込んだ会員制のシガーバーです。


3つのフロアにはそれぞれ異なるテーマを設定。写真は1階の「Guzzle」。
同店は、世界的に注目されているバーテンダー・後閑信吾氏率いるSGグループが運営するバーの一つ。アジア最高のバーアワード「ASIA’S 50 BEST BARS 2021」では、日本最高位の3位を受賞するなど、海外からも高い評価を受けています。
今回オリジナルカクテルを考案していただいたのは、ヘッドバーテンダーを務める永峯侑弥さん。海上自衛隊で衛生兵として5年ほど勤めた後、「将来につながる技術を持ち、自分の店を開きたい」という思いからバーテンダーを志したという異色の経歴の持ち主です。神奈川・横須賀、西麻布のバーで経験を積んだ後、3年前からThe SG Clubに勤務。バーテンダー歴は12年に及びます。

The SG clubヘッドバーテンダーの永峯侑弥さん。撮影場所は、日本画をインテリアに取り入れた2階のシガーバーです。
「バーテンダーを目指したのは、お酒が好きなのもありますが、自分を表現することができる仕事だと思ったから。好きな音楽を流して、インテリアを整えて、自分で雰囲気づくりをした場所に人が来て楽しんでいるというのはすごく魅力的だなと感じて、この仕事を選びました。最初は右も左もわかりませんでしたが、今まで働いてきたバーで出会った素晴らしい先輩方から学び、当店でも代表の後閑から指導も受けて、今ここに立てています」(永峯さん、以下すべて)
出身地・鹿児島を想って考案したオリジナルカクテル
今回、永峯さんにカクテルを作っていただく鹿児島・小正醸造の「KOMASA GIN 桜島小みかん」は、鹿児島のシンボルである桜島で獲れた「桜島小みかん」を原料に使用したクラフトジン。米焼酎をベースに、使用しているボタニカルは小みかん、ジュニパーベリー、コリアンダーのみと非常にシンプルで、小みかんの爽やかな香りをダイレクトに感じられるジンです。

鹿児島・小正醸造のクラフトジン「KOMASA GIN 桜島小みかん」
「テイスティングしたときに、桜島小みかん由来のフルーティーさと、バニラのような甘くエキゾチックなニュアンスがあり、スパイスとの相性が良さそうだなと思いました。使われているボタニカルは3種類とシンプルなのに、酒質が良いのか深みがあって、そのままでもおいしいし、カクテルにしても生きるジンだと思います」
実は鹿児島県出身で、小正醸造の蒸留所がある日置市で高校三年間を過ごしたという永峯さん。父方の実家が桜島にあり、毎年のように桜島小みかんが送られてきていたといいます。「すごく懐かしいし、地元である鹿児島のジンでカクテルが作れるというのも非常に感慨深いです」と微笑みます。

「薩摩の情景が思い浮かぶようなカクテルを作ろうと思った」という永峯さん考案のカクテルは、その名も「Satsuma Memories(サツマメモリーズ)」。ジンのフルーティーな香りにスパイスを合わせて、鹿児島産のお茶や、特産品であるマンゴーも材料として選んでいます。海外でみかんが「Satsuma」と呼ばれていることもあり、この名前を付けたといいます。

オリジナルカクテル「Satsuma Memories」。氷が溶けていくにつれて、香りや味の感じ方も変わってくるのだそう。
ひと口飲んでみると、小みかんとマンゴー、バニラの甘やかな香りが鼻を抜けていき、リゾートで飲むような華やかさを感じます。一方で、どこか落ち着いた、懐かしい香りもしっかりとあり、後味にはほんのりスパイシーさも感じる、非常に奥行きのある味わいです。カクテルを作る工程自体は非常にシンプルでしたが、使用しているオリジナルレシピのコーディアル(ハーブなど素材を漬け込んだシロップ)に多層的な香りの秘密があるそうです。
「マンゴーピューレ、抽出した玉露、スロージューサーで作ったゴボウジュースを入れ、味を伸ばすイメージで玉露、さらにバニラビーンズとクミンを入れたコーディアルです。鹿児島というと、桜島の火山灰など土っぽい香りを思い起こすので、土のニュアンスとしてゴボウを使用しています。不思議な組み合わせではありますが、それぞれ共通項があるので意外と相性がいいんです。KOMASA GINに始まりゴボウに届くまで、その共通項をたどりながら一体感を楽しめると思います」

青が印象的な陶器に花びらが映え、見た目にも華やかさと奥ゆかしさを感じます。「KOMASA GIN」が焼酎をベースにしていることから、和のイメージで陶器を選んだという永峯さん。しばらく帰省できていない鹿児島に思いを馳せ、鹿児島のきれいな青空と太陽を表現したといいます。
肌で感じているクラフトジンブーム
2000年代から続くクラフトジンブームについてどのように感じているかと尋ねると、「皆さんの興味がジンに向くようになり、働いていても『ジンは何があるんですか?』と聞かれることがすごく増えました」と、その勢いを肌で感じているという永峯さん。さまざまなフレーバーのジンが出てくることによって、カクテルの幅が広がったことも実感し、「自分たちもしっかり知識をつけてクリエイトしよう」という気持ちが沸き立ってくると語ります。

「小正醸造さんでは、地域貢献やサスティナブルなどにも取り組んでいらっしゃると思うので、そういったところに共感を覚えます。ぜひ現場を見て、酒づくりの背景を知って、伝え方を学びたいですね。バーテンダーとして、ただジンを仕入れてカクテルを作るだけではなくて、作り手の気持ちを背負ってバーに立つと、意識も変わるのではないかと思っています」
永峯侑弥(The SG Club)×KOMASA GIN
「Satsuma Memories」

【材料】
「KOMASA GIN 小みかん」 20ml
自家製コーディアル(マンゴー、バニラ、クミン、ゴボウ、玉露) 適量

【作り方】
1.ミキシンググラスに氷を入れ、ジンとコーディアルを注ぐ。
2.ステアし、器に注ぐ。
3.エディブルフラワーを飾って完成。


<&BAR × JT 「BARサポ」キャンペーン>
本記事で紹介した『橘花ジン』とその他国内3つの蒸留所のクラフトジンをあわせて応募者(先着制)無料でお届けいたします。
【キャンペーン実施主体】
&BAR運営事務局(Retty株式会社内)
【実施期間】
2022年4月1日(金)〜5月31日(火)
※新型コロナウイルス感染症などの影響により、クラフトジンの配布時期・キャンペーン開始時期などの実施期間が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【参加対象】
東京都に店舗がある飲食店(バー業態)
■当キャンペーン及び参加方法に関する詳細はこちらをご覧ください。
BARサポキャンペーンWEBサイト~
https://campaign.andbar.net/barsapo/index.html

